「好きな事で食べていけるほど人生は甘くない」
この言葉を
学生時代に
多くの人から
聞かされ、
頭では
それが直ぐに理解できた。
でも納得はできなかった。
なぜなら、
実際にその事に
トライした訳じゃなかったから。
社会人になって
7年間勤めた会社を
退職し、
遂に
その事に
トライする時が来た。
目をつぶって
飛び込んでみた。
なるほどなるほど…
ほほう…
んんん…
この事を周りの人達は
ご丁寧に言ってくれたのだと…
直ぐに経験できた。
正直
「好きな事で食べていく」
というのは
想像以上の厳しさだった。
事業が上手くいかず
想像もしていなかったような仕事も
多く掛け持ちした。
12時間の過酷な労働を中心に…
モバイルのサポート業務、
ラーメン屋、
ホテルのフロント、
パン屋の製造
…と、
ひたすら夜勤で
本業をカバーした。
まさか、
企業を退職して
こんなに多くの職に就くとは
思ってもいなかったし、
当時はそれを周りの人に言うのが
「弱み」を見せるみたいで
恥ずかしかった。
でも
あの経験があったから
もっと″先″を見たくなった。
「好きな事で食べていけるほど人生は甘くない」
確かに甘くない。
「…けど、必ずやれるんだ」っていう
″その先″を絶対に見てやろうと思った。
だから、
その状況から這い上がる事しか考えなかったし、
実際に這い上がれる事が分かった。
確かにハードな(甘くない)事も多々あるけど、
そんな事が夢や目標を諦める理由にはならない。
一見「遠回り」に思えるような
ハードな過程こそが
実現に必要な「力」と「強さ」を
鍛え上げてくれるのではないかと
そう思うわけです。
″甘くない世界″
だからこそ
味わえる
極上の楽しさと達成感がある。
全ては
自分次第なのでは
ないかと
改めてそう実感する
水曜日の午前なのです。
~湘南から世界へ~
Keep on Drawing.
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